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タイタニック







BSで久しぶりにタイタニックを見て、思い出した。


日本で映画公開後すぐに東京で
「 タイタニック引き上げ品展 」があって
どうしてもこの目で確かめたくて行った。


 
そこには 海底深く沈んでいるタイタニックから持ち出された
『 本物 』が 数多く展示されていた。


水圧でわずか数センチ(2cm弱)にまで押し潰された革製のバック・・・
手鏡 ・ 煙管(キセル)・ 髭剃り ・ 多くの宝飾品 
真鋳のボタン ・ 靴 ・ ホールの扉
薬品に浸かったままの食器類
氷山の発見時に使われたとされる双眼鏡
ホール大階段に飾られていたケルビム像・・・



順路に従って歩いていると
先からバイオリンの音色が聴こえてきた。
聞き覚えのある旋律。
瞬間、鼻の奥がツンとして、涙が溢れてきた。
映画のワンシーンが思い出されたからだ。


映画では5名だったか・・・。
船が沈む直前まで、甲板で演奏を続けていた楽師達。
私にとって 一番心に残るシーン。


この引き上げ展が切っ掛けで、様々な関連書物を読んだ。
これは実話で、乗客のパニックを少しでも和らげるために
演奏し続けていたという。


バンドマスターはウォレス・ハートレー。
その後、遺体の引き上げにかかった折、彼が見つかった。
彼はバイオリンを旅行用のカバンの中に入れ、 
それを身体に紐で結んだ状態で発見された。
革のカバンには「WHH」の刻印・・・
バイオリンには銀製のプレートが打たれており
そこには
“For Wallace / On the occasion of our engagement / From Maria”
      「ウォレスへ 婚約の記念に マリアより」  

とあった。


彼には婚約者がいたのだ。


婚約の記念にバイオリンを贈った際に付けたプレート・・・  
これが、ハートレーのバイオリンであること、
遺体は彼であることの重要な証拠の一つとなった。


実際のバンドメンバーは8名。
内発見、遺体確認されているのがハートレー含む3名のみ。 
一人も生きて帰らなかった。


後に生還者への聴取でその時の状況が伝えられたのだろうが
乗客・クルー全体の遺体回収率が20パーセント以下であることを考えると、
彼らはやはり最期まで一緒にいて、
沈みゆく船上で共に演奏をしていたのだろう。
最後まで楽師としての誇りをもって、逝ったのだろうと思う。



映画の中で実際に演奏しているのは
ベルン交響楽団のメンバーが中心の「イ・サロニスティ」。
但し、楽師らのリーダー役を演じていたのは、
俳優でヴァイオリニストでもある ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズだ。
彼等が演奏した曲は 
沈没直前 実際に演奏された曲とも言われている。



それが本当なら
この曲を最後に選んだその思いは・・・




Nearer My God To Thee
 神は汝に近かづけり
 

 





















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プロフィール

NIGHT PASS - M I N A

Author:NIGHT PASS - M I N A
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